確定拠出年金は60歳まで受け取れない
確定拠出年金は個人型でも企業型でも受け取りは60歳になってからで、途中で受け取ることはできません。
では企業型の確定拠出年金を採用している会社を退職し、個人事業主となった場合、積み立ててきた確定拠出年金の取り扱いはどうなるのでしょうか。
個人型に移換する
自営業の個人事業主や、専業主婦(夫)になる場合は個人型の確定拠出年金(iDeCo)に移換することができます。
ただし企業型確定拠出年金から個人型への移換手続きには6カ月の期限があります。
会社を退職した後に忘れていたりすると期限を過ぎてしまい、国民年金基金連合会の仮預かり状態になってしまいます。
仮預かり状態になるとその資産は運用されず眠ったままの状態で手数料だけ引かれる状態になってしまいます。
忘れずに移換しましょう。
口座管理手数料について
移換する際に考えたいのがiDeCoの口座管理手数料です。
会社員であった時には確定拠出年金の管理会社は会社が選択していますから、所定の口座管理手数料が月額で自動的に引かれていたと思います。
自分だけ手数料の安い会社に乗り換えるということはできませんでしたが、退職して個人型に移行するのであれば口座管理手数料が安いところを選びたいですね。
おすすめはSBI証券
おススメなのはSBI証券です。
SBI証券は旧イー・トレード証券としてネット取引の証券会社として実績の長い証券会社です。
SBI証券でのiDeCo(個人型確定拠出年金)の口座管理手数料、運営管理手数料は0円です。
(ただし、国民年金基金連合会と事務委託先金融機関への手数料(月167円)は掛かります)

また、企業型確定拠出年金からSBI証券のiDeCoへ移換時に2,777円かかりますが、初回だけですので長い目で見ればお得でしょう。

私もSBI証券をiDeCoの口座管理会社にしています。
会社員だった時代には月額300円も口座管理手数料を取られていました。そのため確定拠出年金は証券会社を儲けさせ、役人の天下り確保のための政策だと批判するのが飲み会での愚痴の定番ネタになっていました(笑)
会社員を退職し、独立したのですから自分自身で選択した口座管理手数料は0円の管理会社に変更しましょう。
オリジナルプランとセレクトプラン
SBI証券でiDeCoの口座管理をする場合、オリジナルプランとセレクトプランのどちらかを選択します。
これは運用時に購入できる投資信託の商品メニューが変わるということです。
2019年6月時点で
セレクトプラン=37商品
オリジナルプラン=38商品
となっています。
これは1度選択すると変更するには時間がかかるので慎重に検討したいところですが
新たにSBI証券でiDeCoの口座管理をする場合、セレクトプランのほうが良いでしょう。
セレクトプランは2018年11月に導入されたプランで投資信託の信託報酬が最安水準の商品を揃えています。
国内外株式や債券などの投資先のバリエーションもそろっています。
オリジナルプランとは何なのか
ではオリジナルプランとは何なのかというと、2018年5月に確定拠出年金に関する法律が改定され、iDeCoの運用商品を2023年までに35本に絞らなければならなくなりました。
iDeCoの制度では運用商品を追加するのは簡単ですが外すのが難しい制度になっています。
それはいったん追加した商品を除外するにはその商品を持っている人の3分の2の同意を得る必要があるためです。
そのため新たに良い投資信託を35本に追加したいと思っても1つ除外しなければならず、既存ユーザがたくさんいるオリジナルプランに対してSBI証券として「今考える一番良い商品を集めました」というラインナップを提供することができないため、
別プランとして新たにセレクトプランを設定したということのようです。
ですので新たに加入されるのであればセレクトプランにしておくのが良いでしょう。
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