【見積金額を検証】複数の会社に相見積もりするだけで5万円安くなる引っ越し料金

3月に大東建託の新築アパートに引っ越してきました。
前に住んでいたのも大東建託物件です。大東建託物件から退去する際、引っ越し業者に連携してくれるサービスがあり、せっかくなので利用してみることにしました。サービスとは言ってもこちらから引っ越し業者に連絡することなく引っ越し業者から電話が掛かってくるだけで、そこから1社1社の見積もりになります。
面倒くさいのは嫌いなので1日にまとめてで各社30~40分ずつずらして見積もりを出してもらいました。
主要な見積もり条件は以下です。
・1LDK、大人2人、子供一人の引っ越し
・荷造りは業者にやってもらう(子供が小さいので)
・都内で旧居と新居は車で10分程度の距離
・エアコン1台を取り外し、処分してもらう
・3月の上旬の平日の金曜日、午前中の引っ越し
大体どの会社の見積もりも荷物の量は段ボール70箱ぐらいですねーといわれましたが引っ越し当日には段ボール100箱出来上がっていました。とにかく全部残さず運んでもらう契約にしておけば荷物の量の見積もりは話半分で良いと思います。あと段ボールは余分にもらっておいたほうが良いです。
1社目の見積もりは21万とのことでした。
21万?!
引っ越し料金なんてあまり考えたことなかったですがちょっと高いんじゃありませんかね・・・まぁ次・・・
で2社目が22万。
22万?!
上がったよ?!
そして3社目、前の会社さんではいくらって言われましたか?と探りを入れられ、21万と答えたところ、「即決してもらえればこれで良いですわ」「19万円」

なんだかどうもウチみたいに何社も見積もり出している(競合が多い)場合は即決価格という言い方があるようで、この後の見積もりの予定を断って、ここで即決してもらえたらこの金額で良いですわ
という金額のようです。

それでも19万ですからとりあえず次の見積もりを取ってもらいます、と伝えたところ、

「良いんですね?今は繁忙期ですから今、押さえないと明日にはトラック無いかもしれませんよ?」

という半ば脅しのような営業トーク。
まだ引っ越し日まで1か月まであるのにんなわけあるかい・・・こういう営業嫌いや(´・ω・`)
と心の中でツッコミを入れつつ

「かまいません。次の見積もりを取ります」と伝えると

妻が「いいの?テレビでも今年は引っ越しのトラックが足りないって言ってたよ?!」と営業トークに怯えきっています。

いやさすがに1か月前にトラック無くなるわけないやろ・・・(´・ω・`)

この会社さん帰っていくときに階段を降りる足取りがやけにゆっくりで背中が寂しそうでした・・・
「いや足が痺れてまして(–;」
椅子が無くてすみませんでした・・・座布団あるとはいえ胡坐をかくわけにもいかずにずっと正座されていました。営業さんて大変ですね(´・ω・`)
そして4社目の会社の見積もり、
即決なら16万と言われました。
おー結構安くなった!
実は5社目の会社はエアコンの処分ができないといわれていて、見積もりだけはしてもらうつもりで、でも選択肢としては外していなかったんですが、引っ越しの荷物でごった返す中、別の業者にエアコンを外してもらって処分してもらうってのもどうなのかと思ってできれば一緒にやってもらえればなーと思っていたのです。

相見積もりしただけで5万円安くなった

ということで4社目で即決、16万で引っ越しの契約しました。
特に値下げ交渉頑張ったわけではありません。ただ大東建託の勧めに従って相見積もりを行っただけです。たったそれだけのことで1社目の見積もりから5万円安くなりました。

引っ越しの段取り

今回の引っ越しは荷物の箱詰めは業者にお願いしました。
引っ越しの前日に引っ越し業者(パートのおばちゃん)3人が箱詰めしてくれます。
それまでは自分で箱詰めしたい分の段ボール10箱分もらっておいて、そういうのは自分で箱詰めしておきます。ほら、人に見られたくないアレとかあるやん・・・
引っ越し前日にパートのおばちゃん3人がやってきて箱詰め、さすがに手際が良いです。妻は3人に指示だし、自分は子供と一緒に新居のカギを受け取りに不動産屋へ。
帰ってくると段ボールの山が出来上がっていました。

引っ越し当日

当日は4トントラックで2往復で運んでいました。
1人は業者の社員、2人目は新人かバイトか、3人目は日本語しゃべれない中国人(?)でした。

エアコンの取り外しは別業者ですが段ボールの山の中をすり抜けてあっという間にエアコンをとり外していきました。

見積もり額は妥当だったのか検証する

さて今回16万という見積もりで引っ越しを終えてみて、トータルで引っ越しにかかわったのは
・営業さん(1時間程度)
・100箱段ボール配達しに来た業者の人(30分程度)
・荷物箱詰めのパートのおばちゃん3人(6時間程度)
・当日荷物運びの社員1人、日本人バイト1人、中国人バイト1人(6時間程度)
・エアコン取り外し業者(30分程度)
・電話窓口対応の女性(10分程度)
こんなところでしょうか。
さて、16万円の見積もりは妥当だったのかなんとなく自分で納得したいため、人的コスト計算を考えてみました。

当然社員とバイトでは給料やスキルが異なるので必要な売り上げが変わってきます。
どんな職業にせよプロ(社員)による仕事の場合は1時間当たり通常5000円くらいとられるのが普通だと思います。バイト、パートだと半分(2500円)くらいと考えてみます。

・営業さん(対応1時間@5000円) →5000円
・100箱段ボール配達しに来た業者の人(対応30分@5000円) →2500円
・箱詰めパートのおばちゃん(対応6時間*@2500円*3人) →4,5000円
・引っ越し当日社員の社員(対応6時間*@5000円) →3,0000円
・引っ越し当日バイト2人(対応6時間*@2500円*2人) →3,0000円
・エアコン取り外し業者(業者間取次費用含む)→15,000円
・窓口対応→5000円
ざっくり適当な金額ですが132,500円になりました。
言わば適当オレ見積もりの人的コスト基本金額です。

引っ越し業者の場合ここにトラックの費用が掛かりますがまぁ1~2万程度と考えると14~15万くらいの金額と考えます。
繁忙期ということを考えると少し利幅を取りたいと考えると16万円。
意外や意外と、なんだかそれなりにぴったりな値段になってしまいました。
そう考えるとやっぱり21万だとか22万だとかはぼったく・・・ゲフンゲフフン(´・ω・`)
引っ越し業者として確保したい最大利益がそんな額だというところなんでしょうね。

まとめと今回の反省点

今回大東建託物件からの引っ越しだったため、勧められるままに取次のサービスを利用しました。取次してくれる引っ越し業者はアーク引っ越しセンター、アート引越センター、アリさんマークの引っ越し社、サカイ引越センター、日本通運、ヤマト運輸といった大手企業です。

大東建託からの取次手数料も入っていると考えられるため、少し価格が上乗せされている可能性があります。ネットでの一括見積サービス等を利用して中小企業も対象にしたほうが安くなった可能性が高いです。

それでも4社見積もりを取ったため、特に値引き交渉を頑張ったわけでもなく1社目から5万円安い金額で引っ越しすることができました。
1社で即決していたらかなり高い金額で契約させられていたことになります。

「今決めないとトラックが無くなります」
「繁忙期ですから」
「他社さんも同じような金額だと思いますよ」

営業さんのトークは多彩です。全く時間が無く、とにかくすぐに決めたい、ということでなければ数社見積もりを取って比較するだけでも数万円は安くなる可能性が高いです。

今回は引っ越し予定日から1か月前と、割と早い時期での見積もりでしたので、営業さんも強気で1社目、2社目の営業さんは21万とか22万とかの価格からほとんど値引きなしで脈無しとわかるとさっさと帰っていきました。

逆にいうとその金額で契約するお客さんがいるんでしょうね。ここで値引きしなくても他で高い金額で契約が取れればそっちのほうが利益率高いわけですから。

エアコンの取り外しについて

エアコンの取り外しと処分については、個別に業者と連絡を取り、自分で手配すると安くなった可能性があります。

今回は引っ越し業者に一緒にお願いしてしまいましたが、エアコン工事業者に個別で見積もりしたところ7,000円~9,000円程度で取り外し処分してもらえるようでした。

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