スマホVRの立体視に感動して勢いで本格VR機器であるWindowsMRのSamsungのOdyssey(オデッセイ)を購入してしまいました。
よくスマホVRとPCVRは「次元が違う」とは言われますが、本当にそこまでなのか改めて感じたスマホVRと本格VRの違いを説明したいと思います。
処理速度
いうまでもありませんがスマートフォンと処理能力とPCの処理能力では差があります。
この処理能力の差は主にVRゲームでは顕著にでます。
最近のスマートフォンの処理能力の向上というのも目を見張るものがありますがスマートフォンより大きなマザーボードに何枚ものメモリを指し、大きなCPU、大きなGPU、そして強力な冷却機構を持ってすればやはりPCに軍配が上がります。
また、スマートホンはほとんどまともな冷却機構を持っておらず、VRゲームなどを実行すればものの10分で本体が熱くなってしまい、保護機構によりCPUとGPUのクロックが下げられ、せっかくのVR体験は台無しになってしまうでしょう。
私のPCのCPUはAMD FX-8300という2013年に購入したものです。
GPUはRadeon R7 360でこれも一昔前のGPUではありますが、ゲームの解像度を少し落とせばそれなりにVRゲームを楽しむことができます。
視野角
視野角についてはよく言われることですがもちろん広いほうが良いのでしょうが本格VRとスマホVRの決定的な違いを感じたのは、スマホVRはスマートフォンの画面を中央で半分に仕切って右側を右目用の画像、左側を左目用の画像としているため、右目からは中央の仕切りから左側の映像がありません。左目からは中央の仕切りから右側の映像がありません。
右目を開いて左目を閉じて左のほうを見てください。
鼻筋の先に斜め左方向の景色が見えますよね。
同じように左目を開いて右目を閉じて右のほうを見てください。
鼻筋の先に斜め右方向の景色が見えると思います。
スマホVRではちょうどこの部分に中央の仕切りがあるため黒く見えるだけのため、どうしても違和感が残ります。
Odysseyではちゃんとこの部分に映像が映るため、現実に見えている映像に近く感じます。
視野形
視野形というのは私の造語で他で使っている人がいるかどうかわかりませんが、目に見える視野の形のことです。
スマホVRでは画面が四角のため、どうしても左端、右端、角の所が四角で違和感があります。
Odysseyでは角が無く丸く見えるので違和感が無い、というか気になりません。
現実の視野よりは狭くなりますが視野形については全く気になりません。
処理速度に関して言えば確かに次元が違います。
視野角、視野形も含めれば、ゲームにおいての映像出力に関しては総じて次元が違うといえるかもしれません。
AVVRに関して
AVVR、Youtube等のVRムービー鑑賞に関して言えば処理速度はそこまで重要ではないと思います。
AVVRの映像はもともと右目用の映像と左目用の映像が分けて用意してあり、それを再生するのが主要な処理です。
VRゴーグルの仕様に合わせて映像を変形させている処理もあるとは思いますが、数年前のスマートフォンでもそれなりに再生できます。
ただし、スマートフォンは一般的にはディスプレイの解像度と同じサイズの映像を再生する能力しか持っていません。Full-HDのパネルならFull-HDを超えるサイズの映像だとうまく再生できない可能性があるので注意です。
また、映像の中心部は焦点が合うものの、左右方向に頭を動かすとズレが大きくなってイマイチ立体視できない場合があります。
本格VRだと頭を動かしても立体視できるのかと期待していた部分はあるのですが、これは本格VRでも同じでイマイチ立体視できませんでした。
恐らくこれはVR機器やビデオ編集の問題ではなく撮影時に使用しているVRカメラの問題ではないかと思います。
中には左右方向を見てもズレが小さい映像もありますので後々のカメラの進化によって改善されていくものと思います。
ちなみにVRゲームに関しては視野のどこを見てもほぼ完全に立体視できます。
立体視できるように計算して映像を出力しているためだと考えられます。
つまりビデオでズレが発生するのはVR機器の問題ではなくカメラ側の問題だと思います。
ちなみにVRゲームに関しては視野のどこを見てもほぼ完全に立体視できます。
立体視できるように計算して映像を出力しているためだと考えられます。
つまりビデオでズレが発生するのはVR機器の問題ではなくカメラ側の問題だと思います。
正しくキャリブレーションすることが重要
スマホVRはVRゴーグルごとにレンズの焦点距離等の仕様が異なるため、映像補正が必要になります。YoutubeなどのGoogle Cardboard規格のVRプレーヤーであれば、Google Cardboardアプリをインストールし、キャリブレーションを行うことで補正が行われます。このキャリブレーション仕様はVRゴーグルメーカーがQRコードを用意していれば簡単に行えるようになっています。
こういったQRコードが付いていない場合は自分でゴーグルの仕様を入力することでQRコードを作成できます。
私が購入したVRゴーグルはQRコードが付いていなかったために苦労して自分で行いました。
VRムービーに関してだけ言えば、スマホVRでも完全に立体視できます。
本格VRを100とすれば70~80ぐらいは楽しめると感じます。
一度も体験したことが無いのであれば試してみてはいかがでしょうか。
