車のサイドガラスとサイドミラーは親水加工が良い

車乗りのこだわりの一つであり、また明確な答えのない一つのテーマと言ってもいい「撥水/親水」加工の話です。
フロントガラスについてはどちらにしろワイパーでのふき取りがあることからそう大きく変わることなく視界は確保されます。
しかしサイドガラス、サイドミラー(ドアミラー)、リアガラス(FD2の場合)についてはワイパーがありませんから雨の際の視認性に関わる大きな問題です。

撥水加工

撥水加工はフッ素系とシリコン系とありますがガラコのような商品を塗ることです。
シリコン系のほうが水弾きは良く、またフッ素系の方が長持ちしますがどちらにしても時間の経過とともに水弾きが悪くなってきてこのようになります。

親水加工

マメに洗車して撥水加工もそのたびにメンテナンスすれば水弾きもキープできるかもしれませんが、自分の場合あまり洗車しないため、親水加工にしています。

親水加工するにはまずガラスに乗っている撥水加工をきれいさっぱり落とすことが重要です。キイロビンで死ぬほど磨きます。ガラス自体はもともと親水ですから死ぬほど磨いて落ちたかなーと思ったら水をかけて、水がペターーーーとなるまで磨き続けます。

私はこの作業が疲れて疲れて腕がパンパンになるのでポリッシャーでやっちゃいます。

親水加工はカーメイトのエクスクリアC83を使用していて、サイドガラス、サイドミラー、リアガラスに使用しています。現在は後継のC134、C135が販売されています。
FD2シビックのリアガラスにはワイパーがありませんからサイドと同じ扱いで親水加工にしています。

1年くらいC83を使用し続けています。
最後に施工して3カ月ほど洗車していない状態で、先日夕立で大雨が降りましたので親水の状況を車内から撮影してみました。
フロントガラスは撥水加工/サイドガラス、ミラーは親水加工です
雨粒はついておらず、親水を維持しています
この時は夕立でバケツをひっくり返したようなどしゃ降りで、夕立が収まるまで車の外へ出ることも、車で走るのも憚られるような状態でした。
そのため写真ではサイドガラスを通して、サイドミラーの像がゆがんでいるように見えますが、実際にはもう少しはっきり見えたように思います。
フロントガラスの撥水加工は少し落ちてきているような状態でしたがサイドガラスは親水を維持しています。実際には親水加工も落ちてきているのかもしれませんが、ガラス自体が親水ですので視認性にはあまり変わりません。
少し親水が甘い感じだな、効きが微妙だなと思ったら、雨の日にサイドミラーとサイドガラスにシュッ!として視界クリアで紹介したシュアラスターのゼロミラー SurLuster S-98を使用すれば瞬時に親水になります。

あまりこまめに洗車しない人にはサイドガラスとサイドミラーは親水加工がおススメです。