ドライブサポーターとは
非常に気に入っているアプリの一つにドライブサポーターというアプリがあります。
いわゆるカーナビアプリの一つです。
開発元は電車の乗り換えナビアプリ「NAVITIME」で有名なナビタイムジャパンです。
ナビタイムジャパンのカーナビアプリというのは歴史が長く、AndroidやiPhoneよりもっと前のドコモiモード/iアプリの時代から開発が続けられ、進化し続けているカーナビアプリで、私は当時からのユーザーでもう10年近く使い続けています。いやしかしそれでいてナビの使いやすさは本格的カーナビを軽く凌駕するものがあります。愛車シビックFD2に載っているパナソニックのカーナビのストラーダは10年前の機種ですが全く使っていません。
料金
初めにお伝えしておきますが、ドライブサポーターのナビ機能は有料です。
月額300円(税抜)です。月額324円で1年で3,888円。10年使っても38,888円。本格的なカーナビよりも安いのでずっと使い続けています。
絶対に無料アプリが良い方は別のアプリをご利用ください。
GoogleMapでもナビ機能はありますし、Yahoo!カーナビも無料です。
車で移動する際の道案内がなんとなくできればいいのであればこれでもなんとかなるんじゃないかと思います。
何が凄いのか
過去に何度か無料アプリとの比較を行いましたがそのたびに「やはりドライブサポーターを使おう」という結論しか出ませんでした。
無料アプリでも存在する機能も含めてドライブサポーターの魅力を紹介します。
自動で更新される地図
ドライブサポーターを含め、ナビアプリの要となる地図データは走行中にデータ通信によって最新の地図をダウンロードしながらナビします。
昔はカーナビの地図というのはデータCDとかDVDでカーナビメーカーから更新版が提供され、それを購入することで地図データを更新しました。年に1回の更新で数千円かかったり、あるいは更新しなければ新しい道路が完成しているのにナビに適用されないということがありました。最近の多くのナビアプリはデータ通信で地図をダウンロードしますのでこの更新費用は掛かりません。月額使用料に含まれているかあるいは無料です。しかし常に常に最新の道路地図情報というわけではなくある程度定期的に更新されている形のようです。地方に旅行に行った際に開通したばかりのトンネルなどはドライブサポーターで案内されずに遠回りしていたことに途中で気が付いたことがありました。
電波さえ入れば日本全国どこへでもナビ
ドライブサポーターを使用していろんなところへ車で旅行に行きました。
道中でほとんど道に迷ったことはありません。正確に言えば1,2回あります。ナビの指示に従っていてもです。しかし10年使ってその程度なら個人的に許容範囲です。
アプリ的な問題よりもスマホ端末のGPSが狂って位置情報を取得できなくなったりすることがたまにあります。iアプリで使用していた時代よりもスマホ時代になってGPSの安定性は端末によって酷い場合があり、アプリと端末の相性問題というよりは単に安い端末のGPSがクソという場合が結構あります。
また、データ通信によって地図データを順次ダウンロードしますので圏外でのナビは出来ません。もちろん走行中に圏外になってしまう場所もあります。地図の更新はされずに真っ白な地図の中を走行し続ける状態になります。でもそういうところは山の中とか人が住んでいない場所、したがって交差点や分岐はほとんどなく、もしあってもどっちに曲がればいいかは目的地が頭に入っていれば迷うことはほとんどありません。
的確なナビ音声
一般道では「およそ100メートル先、交差点名、左方向です」
高速道路では
「およそ1キロ先、〇〇ジャンクション、左方向、〇〇方面です。一番左の車線をお進みください」
こんな感じで的確な案内してくれます。
ナビ音声は女性の声です。一時期は男性の声を選択することができた記憶がありますが、走行時のロードノイズとかぶってしまって男性の声は聞き取りづらく、男性イラネと思ったことがありました。
iモードアプリの時代は端末の外部スピーカーの位置や方向の問題からナビ音声が聞き取りづらい機種、あるいは音声自体のチューニングの完成度から案内が聞き取りづらかった時代がありましたがスマホ時代になって随分と聞き取りやすい案内に進化しました。
ナビ開始がスムーズで早い、走行中の地図更新もスムーズ
目的地データの検索処理、目的地へのルート検索処理は高速なサーバー側で処理し、その結果をスマホ端末に表示していると考えられます。ですのでストレスなく案内が開始できます。
前述のとおり、ドライブサポーターは走行中に地図データを順次ダウンロードしているようです。ゆえに日本全国の地図データが必要に応じて順次ダウンロードしながらナビしてくれるため、地図の更新はスムーズです。また、右折、左折の指示音声、交差点の名称の案内音声も必要に応じて順次ダウンロードしていると思われます。
また、曲がるべきところを曲がり損ねた、なんてことはよくありますがそんなときのリルートもスムーズに案内してくれます。
到着後予想時刻がある程度正確
いい加減な案内をしない
「目的地に到着しました。案内を終了します」
え!?ここが目的地?どこにあるの?しばらく周りを見渡してみると目的地は片側2車線、乗り越えられない中央分離帯の向こう側でした。
ドライブサポーターなら「横付け検索」という設定があり、目的地に対して左側から進入する案内を行えます。
施設データ件数の豊富さ
旅行なんかに行きますと初めて乗るロープウェーだとか資料館、博物館、旅館、ホテルとまぁいろいろ検索しては目的地設定してナビすることになりますが、別の無料のナビアプリを試しに使ってみた際に目的地が検索できなかったことがありました。
でもその時はドライブサポーターなら検索できました。
オービス案内
ユピテルやセルスター等から販売されているレーダー探知機等で案内してくれるようなオービスに近づくと案内してくれる機能です。
あまり細かいルート設定は出来ない
高速を使用するルートを検索すると、可能な限り高速を使うルートで検索します。
一般道を使用するルートを検索すると高速を全く使用しないルートで検索します。
推奨(おすすめ)ルートや距離が短くなるルートでの検索も可能、渋滞を回避するルートでの検索が可能ですが、ピンポイントで東京湾アクアライン等、「この区間だけ高速を利用すると大幅に時間が短縮できます」といった、コンシェルジュ的なおすすめルート案内までは出してくれません。
使ってみてほしい
つたない言葉でうまく表現できないのがもどかしいのですが、目的地を検索し、目的地まで的確に案内する、という基本的な機能がストレスなく実現されているアプリです。
基本的にドライブ中はスマホホルダーにセットしてずっと充電しながら使うのがおすすめです。
