
Nexus5といえばLGとGoogleによって共同開発され、2013年に発売されたNexus端末で当時のフラッグシップモデルです。
OS発売時点でAndroid4.4(KitKat)を搭載、Google公式のROMとしてはAndroid6.0.1(M)まで提供されています。
今回は数あるカスタムROMの中からLineageOSをインストールします。
LineageOSはAndroidのカスタムROMの老舗で人気も高かったCyanogenModの後継です。
そのLineageOSのAndroid7.1(N)バージョンであるLineageOS14.1をインストールします。Nexus5向けのLineageOSとしては公式にサポートしているのは14.1が最後のバージョンになろうかと思います。
非公式にはAndroid8.1(O)であるLineageOS15.1やAndroid9(P)であるLineageOS16もNexus5向けにリリースされていますが、ためしにLineageOS16を焼いてみたところ、起動はしたものの全く使えなかったため、やはり公式にサポートしているLineageOS14.1、Android7.1(N)を使うことにしました。
最終ビルドは2019-01-26になっています。
ファイルのダウンロード
カスタムリカバリ、TWRPのダウンロード
カスタムROMを焼くにあたり、カスタムリカバリであるTWRPの最新版をダウンロードします。
Nexus5向けのTWRPはこちらにあります
https://dl.twrp.me/hammerhead/
twrp-3.2.3-0-hammerhead.img
をダウンロードしました。
ROMファイルのダウンロード
LineageOS14.1をダウンロードします。
https://download.lineageos.org/hammerhead
2019/04/06現在公式ページでは公開されていないようです。
こちらのリンクからDLしてください
https://androidfilehost.com/?fid=1395089523397901793
リンク先からlineage-14.1-20190126-nightly-hammerhead-signed.zipをダウンロードしました。
OpenGAPPSのダウンロード
Playアプリ等Google製のアプリをダウンロードします。
Nexus5の場合はPlatformはARM、今回はAndroid7.1、Variantはpicoを選択し、ダウンロードボタンを押します。
https://opengapps.org/?api=7.1&variant=pico
ダウンロードできたファイルはopen_gapps-arm-7.1-pico-20190323.zipです。
SuperSUのダウンロード
端末のRoot化が必要な場合はSuperSUをダウンロードします。
https://mirrorbits.lineageos.org/su/addonsu-14.1-arm-signed.zip
インストール作業
SDカードに入れる
ダウンロードした以下のファイルをNexus5のSDカードの任意のディレクトリに入れます。
- lineage-14.1-20190126-nightly-hammerhead-signed.zip
- open_gapps-arm-7.1-pico-20190323.zip
- addonsu-14.1-arm-signed.zip

ブートローダのアンロック
ブートローダのアンロックは済んでいる前提です。
済んでいない場合はこちらを参考にしてください。
https://www.cyanogenmods.org/forums/topic/twrp-recovery-flashing-guide-for-nexus-5-hammerhead/
カスタムリカバリをインストール
カスタムリカバリはSDカードに入れずにPCからリカバリ領域に書き込みます。
- Nexus5の電源をOFFします。
- ボリューム下ボタン+電源ボタン長押しでfastbootモードで起動します。

- コマンドプロンプトからリカバリ領域にTWRPをインストールします。
| fastboot flash recovery twrp-3.2.3-0-hammerhead.img |
TWRPを起動&ROMインストール
ボリュームボタンを操作し、「Recovery mode」にして電源ボタンを押し、リカバリモードで起動するとTWRPが起動します。
- Installから
lineage-14.1-20190126-nightly-hammerhead-signed.zip を選択します。 - Add more Zipsで
open_gapps-arm-7.1-pico-20190323.zip を選択。 - 同様に
addonsu-14.1-arm-signed.zip を選択します。 - Swipe to comfirm Flashをスワイプするとまとめてインストールされます。

これでインストールは完了です。
Playアプリも入っているので好きなアプリを入れて使うことができます。
インストール後の所感
全体的な操作感
アプリの起動、ホームキー、バックキーの反応、スワイプ、フリック等の操作感はスムーズでストレスフリーです。サクサク動きます。
バッテリーの持ち
未使用の場合1時間当たり1%弱の減りでした、なかなか優秀です。

以前CyanogenMod13、つまりAndroid6.0(M)を焼いたときに謎のバッテリーバカ食い現象がでて半日でバッテリーを使い切ってしまって以来CyanogenModは使っていなかったのですがこれなら十分実用になります。
LTEは繋がらず
Nexus5に限らずNexus機は日本のMVNOのデータSIMだとLTEが繋がらない、不安定、遅いという報告が多数あり、AndroidNでもそれは変わらないようです。
LTEに繋がるようにしておくと通信が不安定で仕方ないため、設定>無線とネットワーク>モバイルネットワーク>優先ネットワークタイプから3G固定にしておくと、3Gですが安定して使えます。

AndroidNの新機能
AndroidNの新機能の目玉といえばマルチウィンドウです。
ディスプレイを2分割して二つのアプリを(アプリが対応していれば) 起動することができます。
こちらも問題なく使えています。最近の端末は縦長の端末が増えていますのでマルチディスプレイにしてもある程度表示領域が確保できるのですがNexus5はあまり縦長ではないため表示領域は少し狭く感じます。

最後に
今回は発売して5年たってなおカスタムロムがメンテナンスされるNexus5にAndroid7.1(N)をインストールしました。
ハードウェアスペック的にもSnapdragon800、2.26Ghzのクアッドコア、ディスプレイはFull-HD、さすがに6コア/8コアかつ4Kディスプレイといった最新端末のスペックには見劣りしますが、特別重いアプリやゲームでなければそこそこ難なく使用できます。
このNが安定的に使えればこれであと2年くらいは戦えそうな気がします。
また他にもカスタムロムはたくさんあり、AndroidO、AndroidP、やがてQに対応するものも出てくるのでしょうか。