ゲーミングチェア ワークチェアおすすめを見る前に知るべきこと

このページにたどり着いたあなたはこれからゲーミングチェアを購入しようとしているか、ワークチェアを購入しようとしているか、またはどちらにしようか迷っていらっしゃる方だと思います。

「ゲーミングチェア おすすめ」とか「ワークチェア おすすめ」で検索すれば山のように「ゲーミングチェア/ワークチェアおすすめ〇選/ランキング」といった数々のページが出てきます。

はっきり言いますがそのような情報は話半分くらいに聞いておいて、中でもレビューなんてものは信じてはいけません。

このページではあなたが決断をする前に知っておくべきことをお伝えします。

必ず試座して自分で決めること

これから長時間座ることになる椅子ですから購入前に必ず1度座ってみてください。1度座ればたったそれだけでも良し悪しを感じ、可能なら10分でも5分でもいじくりまわすことができればなお良し悪しが見えてきます。

ゲーミングチェア/ワークチェアおすすめ〇選を書いている人はあなたの体型とは違って
やせ型/肥満型かもしれませんし、
大柄/小柄かもしれません、
低身長/長身かもしれません、
男性/女性かもしれません。
汗っかきかもしれません。
座り方も肘を置く位置も使い方も好みも人それぞれ違います。

試座した瞬間に「あ、このイスダメ、合わない」と思うことはよくあることです。
おすすめ〇選といったレビューだけを見て購入すると後悔します。

ゲーミングチェアとワークチェア

PCデスクに向かって座るためのPCチェアの分類はゲーミングチェアとワークチェアの二つに大別されます。
明確な区分があるわけではなく、要はメーカーがゲーミングチェアだと言って販売していればゲーミングチェアだということです。

しかしその中でも大まかに言って以下のような特徴があります。
これらの特徴を理解し、チェア選択の材料にしていただくことであなたにとってより良い1脚を見つけて頂ければと思います。

ゲーミングチェアの特徴

レーシングカーのシートのようなデザイン

レーシングカーのシートのような体を包み込むデザインのものがゲーミングチェアと呼ばれるイスのほとんどのものです。

正直レーシングカーのように加速/減速/前後左右にGが掛かるわけでもないただのイスにここまでのホールド性が必要なのかと疑問を持たざるを得ませんがこれがゲーミングチェアのトレンドになっています。

ただこのシートの形のせいで椅子の上であぐらを掻いたりなど、取ることのできる着座姿勢が若干限られる可能性があるため、どんな座り方をしたいのか考えておく必要があります。やはり試座が必要です。

車のシートのような無段階リクライニング

ゲーミングチェアの最大の特徴ともいえるのがリクライニング機能で、好きな角度で固定できることがワークチェアとの違いになります。
多くのワークチェアでも背筋や腰を伸ばしたりする際には後ろにリクライニングする機構はありますが、好きな角度で固定できないものが多いです。

ゲームパッドを持った状態のゲームプレイ環境や、リクライニングした状態でキーボードを打ちたい人も多いので好きな角度で固定できるというのは重要なポイントになります。

ランバーサポートはクッション

腰のクッション/頭の枕

ランバーサポートは腰のS字カーブにフィットして腰の負担を減らし、また正しい着座姿勢となるようサポートします。

ゲーミングチェアにおけるランバーサポートはウレタンスポンジでできたクッションです。ベルトでイスにゆるく括り付けるタイプがほとんどで完全には固定せずに使います。

枕(ネックピロー)が付いている

ランバーサポートと同様にウレタンスポンジでできた枕がゲーミングチェアには付属品としてついていることが多いです。これもベルトでゆるくイスに括り付けるタイプがほとんどです。

位置調整機構のようなものはなく、 ある程度位置を動かすことができますが、 緩いベルトで括り付けられているというか、単にぶら下がっているだけなので、その位置が自分の首&頭の位置と合っていないと、毎度毎度座るたびに枕をずらさないといけないストレスMAXなイスになります。

管理人は180cmほどの身長ですが、いろいろなゲーミングチェアに試座してみますと、普通に座ると枕が肩甲骨付近に当たって毎回枕を首のところまで上に持ち上げないといけないゲーミングチェアも良くあります。
やはり試座が必要だと思います。

極端に安いゲーミングチェアは無い

ワークチェアの場合5,000円で買えるような激安のものもありますが、普通のゲーミングチェアは安くても1.5~3万円以上するものしかありません。
その分それなりによくできたゲーミングチェアが多いと思います。

しかし10万円以上するようなゲーミングチェアというのも見たことがありません。ゲーミングチェアは個人ユースで好まれる売れ筋の価格帯というのが10万円以下なのでしょうが、それなりに値段がするものですので、やはり失敗したくなければ試座してください。

くつろぎ機能はゲーミングチェアの最大のメリット

ゲーミングチェアはその目的の一つとしてくつろぐためのイスとして設計されています。無段階リクライニングもそうですし、ロッキングチェアのようにゆらゆらできるものもあります。
そして寝られるほどくつろげるというのはゲーミングチェア最大の特徴と言えます。

ワークチェアの特徴

オードソックスなデザイン

ワークチェアはオフィスの雰囲気になじむようシックでモダンなデザインのものが多く、高級なワークチェアでは美術品のようなデザイン性の高いフォルムをしています。
上の写真のワークチェアとして名高いハーマンミラー社のアーロンチェアなどはその最たる例です。

調整機構が多い

ワークチェアは様々なデスクワークを行うプロ向けにその仕事をするための最適な着座姿勢を取ることができ、疲れずに長時間座り続けることができるよう様々な調整機構を備えています。

座面の高さ、座面の前後位置、座面の角度、肘置きの高さ、前後左右位置、向き、ランバーサポート(腰の支え)、またその位置調整、ヘッドレストの位置、向き、角度といった具合です。

漫画家やペンを持つ職業であれば机に向かってやや前傾姿勢になり、キーボードを操作する職業であれば背筋が立つか背もたれにもたれ掛かるというように、職業によって必要な着座姿勢は異なりますが、高級ワークチェアではどちらにも対応できるよう調整機構を備えているものがあります。

ゲーミングチェアの調整機構はそれほど多くありません。座面の高さ、リクライニング、その他肘置きについてはワークチェア並みの調整機構を備えているものもありますがその程度のものがほとんどです。

ランバーサポート機構はさまざまで一体型が多い

腰の部分がランバーサポート
エルゴヒューマン プロ

ランバーサポート機構はゲーミングチェアと違ってチェア一体型となって組み込まれていることが多いです。
エルゴヒューマンやアーロンチェアが代表的な例です。

素材もクッションではなく調整機構も各メーカーで工夫を凝らした様々なタイプがあります。
ランバーサポートが無いワークチェアもあります。
ランバーサポートがあっても粗末なものであったり、耐久性が低く壊れてしまったりすることもあります。

枕ではなくヘッドレストもさまざま

ゲーミングチェアは枕が付属していることが多いですがワークチェアの場合はヘッドレストとなり、チェア一体型となっているか、もしくは高級ワークチェアであってもヘッドレストが付いていないワークチェアも多いです。
ヘッドレストが必要な場合は使い心地と調整機構を確認するために試座してください。

ワークチェアは高い

調整機構が多い分部品点数は多くなるため、価格が高くなる傾向にあります。また、なんでもそうですがプロ向けの商品というのは耐久性が高く品質も高いため価格も高いのが常です。

高級ワークチェアと呼ばれる名の知れたブランドのイスの多くは10万円以上するものが普通です。
しかしその価格に見合う、試座してその座り心地に感動すら覚える魅力的なワークチェアがあることも事実です。

一方で調整機構の少ない激安ワークチェアも数多く存在します。
また調整機構を高級ワークチェア並みに多くし、尚且つ低価格路線を狙ったものもあります。

ゲーミングチェアはまだ歴史が浅く、参入メーカーも少ないため実際の商品点数は多くありません。しかし歴史の長いワークチェアは星の数ほど商品があり、価格も数千円からの安いものから20万円もするものまでさまざまあります。

星の数ほどあるイスの中から自分に合う1脚を見つけるためにはいくつか主要な高級ワークチェアに座ってみることです。

自分にとって座り心地のよい、疲れないイスはどういうイスか、自分にとって必要な調整機構は何か、試座することで必要なこと、必要でないことが見えてきます。

ワークチェアはくつろげない

ワークチェアというのはその名の通り仕事をするためのイスである位置づけの商品が多いのです。

座って仕事をするための最適な姿勢を長くとり続け、可能な限り長時間連続して働くために作られた、いわば「プロのためのイス」です。
よって「その椅子に座ってくつろいで休んでしまう」というのは全く目的が異なるわけです。

長時間同じ姿勢をとって肩や背中、腰が凝り固まった時にこれを延ばすためにいくらかリクライニングして心身をリフレッシュするための機構は備えているものの、そのままリラックスした姿勢のまま長時間休憩することをワークチェアは許しません。
ストイックに仕事に戻れとばかりに通常の着座姿勢に戻される機構すらついているという、社員を長時間働かせたい経営者にとって素晴らしいイスなのです。
ゲーミングチェアにとっては当然のリクライニングした状態で固定してリラックスしたり、またいくつかのゲーミングチェアに見られるような180度リクライニングしてそのまま寝られるというような設計はワークチェアにとっては言語道断なのです。
これはワークチェアを否定しているのではありません。
目的が違うのです。

まとめ

ゲーミングチェアとワークチェアを大まかに比較する形でその特徴を紹介しました。イスという同じカテゴリでありながらゲーミングチェアとワークチェアは方向性が異なります。
それぞれに異なる魅力があり甲乙つけがたいところではあります。

どういう使い方をしたいのかまずは考えてみてください。
そして試座してみればまた、考えが変わることもあります。

とにかく試座、試座、試座。
いかに著名な有名人がべた褒めしているレビューがあろうとあなた自身が試座してみることに勝ることはありません。
お気に入りの1脚が見つかりますように。

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