ソルトウォーターバッシングとは
ソルトウォーターバッシングは、生理食塩水を空腹時に飲んで、腸内を洗浄することを目的とした方法です 。
ソルトウォーターバッシングを行う場合は、自然塩を水に溶かして飲みます。一般的には、1リットルの水に対して、9gの自然塩を加えます。そして、朝食前に5~10分以内に飲むことが推奨されています。
生理食塩水は腸内で吸収されず排出されるということで、腸内を洗浄し、老廃物を排出すると言われています。
ソルトウォーターバッシングの危険性
ソルトウォーターバッシングについて危険性を訴える記事がたくさんあります。概ね指摘している内容は大きく2つです。
- 1リットルという大量の水を短時間に飲むことの危険性
- 塩分過多となる危険性
1リットルの水を飲むことは危険なのか
スポーツをやった後などめちゃくちゃのどが渇いている状態で水をがぶ飲みしたりした経験がある人も多いと思います。気が付いたら1リットル飲んでいたということも多々あると思います。
胃は筋肉であるため訓練によってかなり大きく伸びるようです。大食い選手権に出てくるような人は普段から大量に食べて胃が大きく伸びるようになっているためあれだけたくさんの量を胃に入れることが出来るのでしょう。反対に子供や小食な人は胃壁が伸びない為、急にたくさんの食物を胃に入れてしまうと吐き戻してしまったり胃壁を痛めてしまったりするということから、同じように大量の水を飲むことは危険だということだと思われます。
個人の限界を知ったうえで適切な量の水を摂取することは問題ないと考えます。1リットルが危険だというなら500mlにすればいいではないかということです。
500mlであれば摂取する塩分も半分になります。成功すればこの塩分は 摂取 していないことになりますし、失敗して 摂取 してしまっても4.5gですからラーメン1杯分といったところです。
500mlの生理食塩水を飲むことが危険だと思うならソルトウォーターバッシングという言葉は忘れるべきです。さようなら。
問題なのは 500ml で効果があるのかということです。
そこで効果を高める別のものを飲みます。
乳糖で効果を高める
乳糖とは、乳製品に含まれる糖分の一種です。一般的には牛乳から精製されます。乳糖単体でも販売されていますし、パックにされているものもあります。
乳糖は砂糖の甘さの6分の1ともいわれており優しい甘みです。
日本人の多くの人が乳糖不耐症と言われており、乳糖を消化することが出来ません。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするという人も多いと聞きます。
通常の牛乳を飲んでもお腹がゴロゴロしない人でも乳糖を50gほど飲めば大抵ゴロゴロになって下痢になります。僕も牛乳飲んでも大丈夫ですが50gの乳糖で必ず出ます。お腹が痛くなったりはしません。緩くなるだけです。
最初は来るまでに時間かかるかもしれませんが、定期的にやると腸の中が流れやすくなって飲んで1時間以内で来ます。
乳糖と塩水を組み合わせる
乳糖と塩水を両方組み合わせることで成功率を上げ、危険性を低下させます。
乳糖50gを飲むことが危険だとする情報は見つかりませんでした。吸収されてしまえば糖分ですから糖分過多になる可能性はありますが経験上乳糖＋塩水で失敗したことはありません。
やり方は以下です。
前日の食事から12時間程度開けたほうが成功しやすいです。休日の朝が良いでしょう。何度もやって慣れていれば6時間程度でも成功するように思います。
1.乳糖50gを500mlの水で飲む。牛乳と一緒に飲んでも良いです。やや溶けにくいのでじゃりじゃりした感じがありますが人によってはそれが良いとも感じるのではないでしょうか。
2.30分~1時間程度するとお腹がゴロゴロしてくるのでそれまでの間に塩水を作ります。
塩は精製塩ではなく自然塩を使用する必要があります。 精製塩だと失敗するそうです。自然塩というのは海水から作った精製していないそのままの塩です。僕はこれを使っています。
3.自然塩を5gを500mlの水に入れ溶かします。個人的にはあまり厳密に測っていません。粒子が大きいので計量スプーンで摺り切り5gを図るのが難しいです。
4.お腹が少しゴロゴロしてきたら食塩水を短時間で飲み切ります。
5.最低でも2，3回はトイレに駆け込むような水便がでます。
あまりにも勢いよくビューっと出るのは爽快感があって若干クセになります。
感覚的には摂取した水分の半分が吸収されて半分は排出されているかな？という気がします。測ったわけではないので感覚的なものですが。生理食塩水なら全く吸収されないというわけではないように思いますので塩分の取りすぎには気を付ける必要があると思います。
このように乳糖と塩水を組み合わせることで単体で使用するより効果が高いと個人的には思います。また塩水だけの場合より塩分摂取量が半分になりますし、2回に分けて飲むことで危険性が低くなることからチャレンジしやすいとも思います。ぜひ参考にしてみてください。